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【感想】鬼滅の刃-第15巻-彼は誰時・朝ぼらけ【ネタばれあり】

原作第125話~第133話までを収録。

「刀鍛冶の里編」終盤から「柱稽古編」中盤の内容となっています。

以下、ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。

「彼は誰時(かはたれどき)」とは

「彼は誰時」は「かはたれどき」と読みます。

「彼は誰時」はもともと、「そこにいる人が誰なのか聞かなければわからない」薄暗い時間、つまりまだ薄暗い朝方や夕方を指していました。

しかし、後に「彼は誰時(かはたれどき)」は朝方のみに使われるようになり、夕方は「黄昏時(誰そ彼時・たそがれどき)」と呼ばれるようになりました。

「朝ぼらけ」とは

「朝ぼらけ」は、朝のほのぼのと明るくなった頃、夜明けの頃を指す言葉です。

第15巻の目次とあらすじ

第125話 迫る夜明け

玄弥と禰豆子、炭治郎は逃げる上弦の肆を追い続けます。夜明けは近く、逃がすわけにはいきません。恋柱・甘露寺の体力も、このままではいつまで続くかわからない状況です。

そんなとき、炭治郎はかつて善逸が語っていた”全集中”の本質を思い出します。そして足に力を集中させることで、上弦の肆に追いつくことが出来ました。

けれども鬼の頚は硬く、斬り落とすことができません。日輪刀も炭治郎の手から離れてしまいます。

そんな炭治郎の前に突然、一本の日輪刀が投げられます。霞柱・時透が、鋼鐡塚によって研ぎ直しされていた黒刀を投げてよこしてくれたのです。

第126話 彼は誰時・朝ぼらけ

第127話 勝利の鳴動

第128話 御教示願う

第129話 痣の者になるためには

第130話 居場所

第131話 来訪者

第132話 全力訓練

第133話 ようこそ

感想

「柱稽古」面白いですね。もっと詳しく内容を見たかったけど、わりとあっさり過ぎ去ってしまいました。

こういうストーリーを動かさないところはあっさり進んでいくの、勿体無いなあと思います。ストーリー自体も感情的なところ以外は淡々とすすんではいきますけど。外伝とかサイドストーリーとかで別に描かれるんでしょうか?本編で書いて欲しかった。作り直して欲しい。

そして今回の注目ポイントは、禰豆子が日光を克服した点、痣に関する情報、冨岡義勇が後ろ向きだった理由、珠世さんとしのぶさんの共同研究、ですよね。

これに「柱稽古」やその他の内容が別に入るんですから、1冊に入れるにはかなりな分量です。展開が速い、よく言えばテンポが良い、というのも分かっていただけると思います。

こうやって内容をまとめていくと、ワンシーンが長く続かなくて、場面転換が多い漫画だなあということにも気づきました。そしてワンシーンが長く続くときは、説明文が多いなとも感じました。

珠世さんについては、もっと早い段階で共同研究が始められれば良かったのにと思います。きっと居場所がなかなかつかめなかったんでしょう。鬼舞辻でも数百年居場所がつかめていなかったんだから、当然なのかもしれません。

印象に残ったシーン

禰豆子が自分の身が日光に焼かれるのを承知で、決断できない炭治郎を蹴り飛ばして上弦討伐に向かわせるシーンが印象に残りました。

性格的には禰豆子の方が鬼殺隊に向いているんじゃないかとも思えるシーンでした。もし禰豆子が隊士になっていたら、胡蝶カナエさんみたいな感じだったのかもしれません。

そして炭治郎もそんな禰豆子と禰豆子への思い全てを飲み込んで、上弦の肆を斬りました。

初期の炭治郎なら、これほど冷静に鬼は斬れなかった、もっと心が揺れていたと思います。

第16巻の感想へつづく

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