【感想】第3巻-己を鼓舞せよ【アニメ版「立志編」第9話後半~第13話前半】
藤村さき
ほがらほがら
原作第98話~第106話を収録。
「刀鍛冶の里編」序盤の内容になります。
以下、ネタバレを含みますので未読の方はご注意ください。
113年ぶりに、上弦の鬼が鬼舞辻無惨のもとへ集められました。
貴重ですねえ。無惨さまや上弦の鬼たちの会話が見られます、興味深い。猗窩座も童磨も実にキャラ立ってますよね。
上弦の鬼の入れ替わりが113年ぶりということで、だいたい1800年頃に一度入れ替わっている、ということになります。
おそらく上弦の陸である、妓夫太郎・堕姫がこのときに上弦に上がったのでしょう。
無惨様については、何だか同情してきました。
上弦の壱はともかく、弐は自由すぎて仕事してくれなさそうだし、参は闘い大好き最優先だし、肆はまあこんなもんでしょという感じで、伍は自称芸術家で個性強すぎるし、陸はやられちゃうし。
思い通りに動いてくれなさ過ぎて、いつもいらいらしてるんじゃないでしょうか?
遊郭での戦いのあと意識不明となっていた炭治郎は、夢を見ていました。誰かの悲しい夢でした。
目覚めた炭治郎を見て、カナヲは「良かった」と涙を流すのでした。
霞柱・時透無一郎、14歳の設定です。
たしかに炭治郎よりひとつ年下なんですけど、炭治郎は普通に「時透君」って呼んでます。他の人、例えばカナヲなんかだと「霞柱様」って呼んだりしてるなか、炭治郎だけ「くん付け」で呼んでます。
炭治郎って、あまりそういった組織内の序列には無頓着ですよね。
それが人懐っこくていいところというか、気に入られる要素なのかも知れません。そしてもしかしたら、そういう上下関係無視を嫌うのが風柱・不死川さんなのかも?