研究・考察

【考察】”柱”の強さランキング‐”柱”同士で戦うと順位はどうなる?

藤咲
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 以前からみんなが気になっている、”柱”の強さランキング。対鬼・対人間でも変わってきますし、対戦相手の相性もあるので、一概には言えません。

 でも、今回はあえて、”柱”同士で本気の戦いをしたらどうなるのか?を考察してみました。戦いの条件は以下で設定します。

今回の設定条件
  • 勝利条件:相手を動けなくするor頚への一撃
  • 時期:那田蜘蛛山後の柱合会議時点
  • 使う刀の形状:いつもの日輪刀と同じ重さ・形状
  • 痣:なし
  • 伊黒さんから甘露寺さんへの手加減:なし
  • 時透くんの記憶:戻っていない
  • しのぶさんの毒攻撃:可

結果発表

 1位はまあ、原作の記述通りの結果、悲鳴嶼さんです。2位も不死川さんで、想像通りになってしまいました。3位以下は、剣術の技術などに相性が加わって、判定が難しかったです。

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※縦方向主体で見てください。

1位:”岩柱”悲鳴嶼行冥(8勝0敗)

 ”岩柱”の悲鳴嶼さんは、全員に勝ちます。

 防御は完璧なので、他の”柱”たちはまず攻撃を当てることが難しいでしょう。体力がどんどん奪われていく上に、一瞬でも隙を見せたら、そこをすかさず突かれてしまいます。

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2位:”風柱”不死川実弥(7勝1敗)

 ”風柱”の不死川さんは、悲鳴嶼さん以外の全員に勝ちます。

 剣術・体術だけなら”水柱”の冨岡さんと互角ですが、闘争心の差で最終的には不死川さんに軍配があがるでしょう。

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3位:”水柱”冨岡義勇(6勝2敗)

 ”水柱”の冨岡さんは、剣術や体術はほぼ完成されていて、凪も使って攻撃を削いでいくので、純粋に強いです。

 ただ、戦闘への執着心などの精神面で、不死川さんに負けてしまうという感じです。

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4位:”炎柱”煉獄杏寿郎(5勝3敗)

 ここはちょっと判定が難しかったです。攻撃をさばきながら冷静に観察する冨岡さんには、経験の差もあるので僅差ながら負けてしまいそうに思います。

 伊黒さんともかなりの接戦・長期戦になりそうです。ただ、身体全体を使う力強い炎の呼吸に加え、冷静に相手を観察して対応していく煉獄さんは、伊黒さんにはぎりぎり勝つことが出来るでしょう。

 猗窩座によると煉獄さんは肉体もまだ最盛期ではないとのことで、伸びしろはまだまだあったと考えると実に惜しいです。

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5位:”蛇柱”伊黒小芭内(4勝4敗)

 ”蛇柱”伊黒さんは、体格の差を呼吸と頭脳で補い、よく相手を観察して隙や弱点を見逃さない粘り強い戦法をしています。

 似たような戦法をとる”蟲柱”胡蝶さんとは僅差の長期戦になりますが、体力と攻撃力、口撃力の差で勝ちそうです。しのぶさんは耐えつつも意外と伊黒さんの挑発にのってしまい、焦ってミスをしそうです。

 煉獄さんには、僅差ながら敗れてしまいそうです。ただ、10回も戦えば1~2回は勝ってしまうかも。

 変則的な攻撃もできるので、まだ経験の浅い時透くんや甘露寺さんは、伊黒さん相手だと苦戦するかも知れません。ここまで生き残ってきた実績どおり、ふたりには勝ちそうです。

 ”音柱”宇髄さんは体格が大きく、二刀流なので、伊黒さんにとっては隙を見つけやすいかも知れないと考えました。

 よって伊黒さんは真ん中の、5位となりました。

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6位:3名が同率(2勝6敗)

ここは同率で3人です。

ここは本当に相性の問題です。

宇髄天元

 ”音柱”宇髄さんは、攻撃の譜面が完成するまで時間がかかるので、それまでは剣術や体術、特殊武器での勝負になります。

 宇髄さんの攻撃は腕力と体術を活かした特殊攻撃が持ち味ですが、多くの血鬼術を見てきた上位の”柱”たちに通用するかどうかは疑問です。かわされたり凪られたりすると攻撃力も半減してしまいます。

 悲鳴嶼さん、不死川さん、冨岡さん、の三人にはなかなか勝てそうにない気がします。煉獄さん、伊黒さんとは接戦になりそうですが、最終的には押し負けてしまいそうです。

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胡蝶しのぶ

 ”蟲柱”の胡蝶さんは、力では誰にも敵わないことを知っているので、とにかく攻撃をかわしながら隙をうかがいつつ、毒なども使いながら少しずつ相手の動きを封じていくでしょう。

 小柄な体型を活かして素早く動き回り、突き技は”柱”でも随一なので、かなり厄介です。対人なら突き技で止めを刺すことも可能です。

 似たような体格・戦法の伊黒さんとは長期戦になりそうですが、最後はやはり体力面と伊黒さんの口撃による精神攻撃で、焦ったしのぶさんが負けてしまいそうです。

 宇髄さんは毒で動きを封じることは難しいですが、隙をついた突き技でなら一気に止めを刺せるでしょう。

 一方、素早く縦横無尽に攻め込んでくる不死川さんや時透くんには押し負けてしまいそうです。

 また凪ってくる冨岡さんにも、攻撃を当てることは難しそうです。長期戦になればしのぶさんは不利で、焦りから隙を見せてしまえばそこをすぐ狙われてしまうでしょう。

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時透無一郎

 ”霞柱”時透くんも、純粋な剣術の才では群を抜いているかもしれませんが、戦闘での応用力には経験の差が出そうです。

 那田蜘蛛山後の時点では、生き残ることや戦闘への執着心も薄そうです。他の”柱”たちよりまだまだ身体が小さいことも不利です。

 しのぶさんや甘露寺さんには速さと手数で勝てそうですが、他の柱たちはもっと腕力や戦闘経験もあります。守りに入られると長期戦となり、時透くんは技を見切られてしまうでしょう。そうなると応用力に欠ける時透くんは負けてしまいそうです。

 ただし将来性は抜群です。「柱稽古」あたりの時点なら、もっと上位に食い込むでしょう。悲鳴嶼さんを倒せる可能性があるのは、時透くんだけだと思います。

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9位:”恋柱”甘露寺蜜璃(0勝8敗)

 ”恋柱”の甘露寺さんは、全員に勝つことが出来ません。

 考えずにまず突っ込んでいくタイプなので、純粋な経験の差と敵との相性がもろに戦闘に出てしまいます。

 ただ、まだ若く、経験も浅いので、その分伸びしろは大きいと思われます。よく見て、相手に合わせて有効な攻撃や戦術を使いこなせるようになれば、不死川さんと互角ぐらいになるのではないかと考えます。

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まとめ

 1位はやはり悲鳴嶼さんになりました。攻撃・防御とも安定感が違います。

 2位は不死川さん。気力・体力がそもそも強いのに加え、呼吸術もさらっとこなしてそうなイメージです。戦いの天才なのかもしれません。対鬼なら稀血も使えるので、もっとやばい強さになりそうです。

 3位は冨岡さん。天才ではなく努力の人というイメージです。戦いに対する執着心という点で不死川さんに一歩及びませんが、体力・技術は同格だと思われます。

 4位は煉獄さん。あと1年後だったら、結果はきっと違ったと思います。

 5位は伊黒さん。不利な体格でも戦うために、呼吸と自分にあった戦法を磨き上げました。煉獄さんには僅差で負けそうですが、何度かやりあえばたまに勝つこともありそうです。

 6位は同率で、宇髄さん・胡蝶さん・時透くん。このあたりは対戦相手との相性も大きいです。時透くんに関してはまだまだ成長途上という感じです。「柱稽古編」のあたりなら、時透くんはもっと上位に食い込みそうです。

 9位は残念ながら甘露寺さん。ただ伸びしろはかなりあるので、育てば今の不死川さんぐらいにはなりそうです。個人的には通常タイプの刀の方が甘露寺さんの筋力を活かせそうな気がしますが、本人がしっくり来る形状がやはり一番ですよね。

 以上、みなさま色々思うところはあると思いますが、わたし的にはこんな順位が妥当ではないかと思います。余興としてお楽しみ流してくださいませ。

追記:TVアニメ版「柱稽古編」より

 TVアニメ版「柱稽古編」では、アニメオリジナルの追加シーンで「不死川実弥」「伊黒小芭内」「時透無一郎」の三人での実践稽古の様子が放映されました。

 三人とも使用武器は通常の木刀を使用していました。

 その結果、不死川さんは伊黒さんに対して「互角か」と終わらせています。ただ、これは「これ以上やるとどちらも怪我をする」という意味合いもありそうです。

 本当にどちらかが倒れるまでやれば、最終的にはやはり不死川さんの方が押し切るのではないかと思います。

 時透くんに対しては、遠いところを毎晩やってくることに敬意を表して、と、不死川さんと伊黒さんのふたりで対戦をしていました。

 が、ここでとんでもないことが。時透くんの予想外の速さに伊黒さんが驚いていたような描写がありました。

 というか、あれがもし実戦なら、伊黒さんはやられていた可能性が高いです。伊黒さんもそのことには気づいたと思います。

 やはり「柱稽古編」の段階では、時透くんは短期間で相当に強くなっているようです。 

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