【考察】「ぎゆしの」を考える
本編最終巻までの内容、およびアニメ版・外伝・ファンブック等のネタバレを含みますので、未読未視聴の方はご注意ください。
冨岡義勇さんと胡蝶しのぶさんは「ぎゆしの」として根強い噂がありますが、決定的な証拠はありません。せいぜい第5巻の本体表紙等で、しのぶさんが義勇さんをつんつんしながら「ねえ義勇さん」と呼んでいるぐらいです。
日本では「I love you.」とも解釈される、アニメ版の「月が綺麗ですねえ」というしのぶさんのセリフも有名ですが、原作ではこのセリフは姉鬼のみに対して使用されたセリフです。
総評
2022年10月現在までに明かされた内容だけだと、深い信頼関係はあれど恋愛関係にはなさそうです。
しのぶさんの態度を総合すると、しのぶさんは義勇さんのことを好きだと思います。
ただし「恋愛音痴」だということ(公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』)、普段から義勇さんの反応が薄いこと、しのぶさん自身が死ぬ予定で生きていることから、くすぶる「恋心」を自分で認めないようにしているのかもしれません。
しのぶさんの義勇さんへの態度は、最初から恋愛などは縁のないものとあきらめているけれども、ついつい近寄ってしまう乙女心、というところではないでしょうか?
外伝をみると、ふたりは昔からの知り合いという感じもしました。もしかしたら、しのぶさんは姉のカナエさんが生きている頃から、義勇さんが気になる存在だったのかもしれません。義勇さんの心に闇があることにもきっと気づいていたでしょう。
姉の死とともに復讐のために命をかける決意をしたしのぶさんは、淡い恋心も心の奥底に封じ込めてしまったのだと思います。
また「天然ドジっ子で不器用なこの人をわたしがお世話しなくちゃ」という意識も強そうです。叶うことのない恋心を、義勇さんの世話焼きをすることで誤魔化していたのかも知れないですね。
そしてしのぶさんが何をしても義勇さんが特別な反応を返さないので、安心して楽しくちょっかいを出し続けた結果、それが通常になり、そこで満足してしまったのだと思います。
でもそうすると那田蜘蛛山での「俺は嫌われていない」は義勇さんが初めて返した特別な反応という可能性も?
義勇さんの方は描写が少なすぎて判断がつきませんが、嫌ってはいないはず。むしろ”柱”で唯一「ときどきしのぶさんの顔色が悪い」ことに言及(『鬼殺隊見聞録・弐』「柱相関言行録」より)しているので、気にかけている方だと思います。
カナエさんが生きている頃から知っているしのぶさんが”柱”にまでなり、無理をしているのが心配なのかもしれません。
義勇さんの場合、「誰かに恋愛感情を抱く」ことにも罪悪感や劣等感を抱きそうなので、自分から恋愛に向かうのは難易度が高そうです。
でも何かのきっかけでふたりが心の壁をくずして本音を出し合えれば、また違った関係も生まれそうです。
可能性が0ではないふたりだけに、隠されたエピソードなどが今後出てくる可能性もなきにしもあらず、ってやつですね!
本編には恋愛描写はない
2022年10月現在までに描かれた内容(本編・アニメ・外伝など)では、ふたりの恋愛関係を示唆する描写は全くありません。本編や外伝などを総合すると、仲は良さそうに見えますけどね。
ふたりの共演シーン自体が少ない
そもそも序盤の柱合裁判・蝶屋敷以降、ほとんどふたり(特に義勇さん)は登場してないです。
吾峠先生は「主人公に関係しないエピソードはキャラごとカット」したそうなので、ふたりはきっとカットされまくってしまったのでしょう。かなしい。
参考:描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方(週刊少年ジャンプ編集部) (集英社単行本)
「恋愛関係っぽいもの」を排除した構成
義勇さんはよくわかりませんが、しのぶさんは義勇さんのことを「天然ドジっ子」と思っている、と本編おまけページ(単行本第5巻・大正コソコソ噂話)に書かれています。
しのぶさんは死ぬ前後に義勇さんを思い出すことはありませんでした。
義勇さんもしのぶさんの訃報を聞いたあとすぐ冷静に戻っていますし、最後の戦いが終わった後も、特にしのぶさんのことを思い出したりしていません。
このように「特別な感情はなかった」と思わせる描き方で、本編は締められています。
構成を考えた場合、そこまであまり登場してなかったふたりが最後で恋愛関係を出してしまうと散らかるので必然ではありますが、さびしいですよね。
わりと仲は良さそうに見えるふたりなので、本編外で明かされる何かをちょっと期待してしまいます。
アニメ版「那田蜘蛛山」での様子
アニメ版のみの追加シーン(第18話)
アニメ第一期第18話では、那田蜘蛛山に入った二人が走りながら会話をしています。原作ではこのシーンはありませんので、アニメ版のみの追加シーンになります。
ここで有名な「月が綺麗ですねえ」という、しのぶさんのセリフが登場します。原作では姉鬼のみに対して使用されたセリフです。明治時代の小説訳で「I love you.」の意味になるやつですね。
そしてそれにつづくしのぶさんのセリフが「せっかく一緒の任務なんですから、仲良くしましょうよ」なんですよね。それに対する義勇さんの返事は「俺は鬼を斬りにきただけだ」で、それに対してしのぶさんは「つれないですねえ」と返しています。
なんか、いろいろと解釈・想像ができてしまうセリフ回しです。
しのぶさんの心情を想像すると、
- 一緒の任務で嬉しい
- 何を話しかけても義勇さんが相手にしてくれないのでちょっと怒っている
のどちらか、もしくは両方じゃないかなあと思います。
どっちにしても、義勇さんに対して積極的に歩み寄ろうとしています。
一方の義勇さんは、「任務に集中する」こと以外考えてなさそうです。むしろ「(胡蝶も)任務に集中しろ」と思っているかも知れません。任務に対して真面目な義勇さんです。
全体を通じて仲が良さそうに描かれている
義勇さんの前では”しのぶ”でいられる?
誰にでも笑顔で優しく接するしのぶさん。ときには厳しい態度やサイコパスっぽい言動もあって一部から恐れられてはいるものの、必要がないときは相手の感情を刺激することはありません。
冨岡さん同様、他の”柱”達との共演シーンも少ないですが、公式スピンオフ小説やアニメ版を含めても、基本は笑顔、礼節をわきまえた真面目な雰囲気で描かれています。
ただ”水柱”冨岡義勇さんに対してだけはちょっと違います。
他の人たちにするような穏やかで優しい笑顔の接し方ではなく、ちょっときつめの毒舌で、遠慮なく、楽しそうに何でもぐいぐいと話しかけにいっている印象です。
『鬼滅の刃・外伝』「冨岡義勇外伝」では特にそれが顕著です。
「(姉の)カナエを亡くしてから本来のしのぶも失われてしまった」と、岩柱・悲鳴嶼さんは感じていました。もしかしたら義勇さんに接しているときだけは、気負うことなく本来のしのぶさんで接することが出来ているのかもしれません。
もしかしたら無意識に、義勇さんに”カナエを演じて疲れた自分の心”を助けてもらいたいと思っていたのかも?
単行本第5巻・本体表紙がみんなの疑惑を呼んだ
単行本第5巻をお持ちの方は、表紙カバーをめくってみてください。電子書籍にも掲載されています。
しのぶさんが義勇さんをつんつんしながら「ねえ義勇さん」と呼んでいます。
本編ではしのぶさんは必ず「冨岡さん」と苗字で呼んでいるので、第5巻のカバーをめくった本体表紙でこっそりと「義勇さん」呼びしているのは、ちょっと意図的なものを感じますよね。
このカバー裏の本体表紙は、他の巻でも興味深いのがあったりするので、見たことがない方は一度はめくってみるのがおすすめです。
ちなみに「つんつん」している様子は、第4巻-第28話と第29話の間にイラストとしても描かれています。ふたりが那田蜘蛛山へ向かう直前ですね。お館様たちがいたからなのか?呼び方は「冨岡さん」になっています。
同じイラストは小説版にもしっかり掲載されていた!
2022年3月18日(電子書籍版は3月24日)発売の『鬼滅の刃ノベライズ~無限城突入! しのぶの想い編』にも、同じ「義勇さん呼びのつんつんイラスト」が掲載されていました。
漫画ではなく小説だけを読む層にも、しっかりとしのぶさんの雰囲気や義勇さんとのからみを伝えたい、という制作者側のメッセージが伝わってくるようです。
義勇さんからしのぶさんへの態度は?
義勇さんとしのぶさんだけの共演シーンは、「冨岡義勇外伝」以外だと、原作でもアニメでも那田蜘蛛山だけ(2021年6月現在)です。
なので、いつも義勇さんからしのぶさんへどういう態度で接しているのかはよく分かりません。
アニメ版の那田蜘蛛山追加シーンでは、凄惨な現場での任務中だったということもあってか、つれない態度をとっていました。「冨岡義勇外伝」では、「同僚」「”柱”としての先輩」という態度を崩していません。
『公式ファンブック-鬼殺隊見聞録・弐』「柱相関言行録」では、悲鳴嶼行冥さんによるふたりの印象が書かれています。
悲鳴嶼さんには、義勇さんとしのぶさんは「お互い話してて楽しそう」に見えたようです。
ただ義勇さんは普段しゃべる相手がいなさそうなので、柱合会議でしのぶさんが話しかけてくれるのが単純に嬉しかっただけ、と考えることも出来るので、判断しかねてしまいます。
また同じく「柱相関言行録」では、義勇さんはしのぶさんに対して「顔色が悪いときがある」と感想をもらしています。普段から様子を気にはかけていたのかもしれません。
嫌いとか苦手とかではなく、話していて楽しいと感じていた、ということだけは確実です。
「冨岡義勇外伝」でも仲良さそうな感じ
『鬼滅の刃・外伝』「冨岡義勇外伝」では、義勇さんの任務先にたまたまいたしのぶさんが、義勇さんを手伝っています。任務終了後は、いっしょにご飯も食べに行ってます。
このときしのぶさんは”蟲柱”に就任してそれほど経ってない時期なのですが、何となく、昔からの知り合い?という雰囲気も感じてしまいました。「鮭大根」が義勇さんの好物だってことも知ってましたし。
義勇さんからはご飯に誘いそうにないので、誘ったのはきっとしのぶさんからでしょう。義勇さんも断らずにちゃんと付いて行ってるところに、幕間を想像してしまいます。
でもこのときの義勇さんからしのぶさんへの態度は、「同僚」「”柱”としての先輩」という立場を崩していません。
この時点(義勇さんが炭治郎に出会ってちょっとした頃)では、どう見ても恋愛関係にはないというのが分かります。
公式スピンオフ小説『鬼滅の刃-片羽の蝶』第5話
『鬼滅の刃-片羽の蝶』第5話では、かつて”柱”たちが集まって腕相撲大会をした経緯と顛末が語られています。
時系列的には、「那田蜘蛛山編」と「無限列車編」の間、炭治郎たちが「蝶屋敷」で訓練をしている最中の出来事だと考えられます。
ここでのしのぶさんの様子から、しのぶさんは
- 今回の集まりでは終始義勇さんに同情的
- たしかに義勇さんは不愛想で勝手がすぎると思っている
- 義勇さんの性格をよく理解している
- 義勇さんが微笑むところを一回だけ見た(※「外伝」で「鮭大根」を食べたときのことを指している)
ということがわかります。できればみんなと仲良くして欲しいと思っているみたいです。
けれどこの小説からも、ふたりの間に恋愛関係は読み取ることができません。他の”柱”たちと比べると、仲は良い方だとは感じます。
ただこの小説、義勇さんが炭治郎に語っている体で始まるものの、内容自体はしのぶさんの視点なんですよね。ちょっと考えちゃいますね(笑
2021年9月19日(日)放送の特別編集版「那田蜘蛛山編」の新作予告編にて
まさかの公開「つんつん」来ました! さすがに呼び方は「冨岡さん」のままでしたが。
しのぶさんいわく、「つんつん」は「人と人との距離を近くするため」のものらしいです。
いわゆる「ボディタッチ」ですね。女性から男性にボディタッチするのは「脈ありのサイン」だったりするんですが、これはそう解釈していいんでしょうか?
それにしても、この新作予告編のしのぶさん、可愛かったですねえ♪
ふたりの性格と背景では距離は縮まらない
ここからはわたしの想像が多めに入ってきます。
二人の性格や背景を考えると、お互いに好意を抱いていたとしてもなかなか距離は縮まらず、そしてお互いの好意に気づいたとしても、黙って自分の気持ちを封印しそうです。
後ろを向いてしまう義勇さん
義勇さんは心に常に罪悪感と劣等感を抱いているので、たとえしのぶさんに恋愛感情を持っていても自分から伝えることはまずないでしょう。
恋愛感情を持つことにすら、罪悪感を抱きそうです。
”本心”を封じ込めるしのぶさん
しのぶさんは復讐を胸に”柱”にまでなり、仇討ちのために死を覚悟しています。自分のための未来は捨てているように見えます。
もし義勇さんに恋愛感情を抱いていたとしても、仇討ちが最優先です。本当の気持ちは封じ込めてしまうでしょう。
ふたりの性格と背景では難しい
義勇さんの性格と背景を考えると、義勇さんからしのぶさんに好意を伝えることはまずないでしょう。もしもしのぶさんから義勇さんに好意を伝えたとしても、義勇さんはひとまずは冷たい態度をとりそうです。
またしのぶさんも義勇さんの反応がなければ、それ以上踏み込まず「冗談です」とか言ってすぐに退いてしまいそうです。
また義勇さんが特別な反応をしないのが分かっているからこそ、しのぶさんも自分の心を出しやすいのかも知れません。
可能性は「ゼロ」ではない
義勇さんの性格は真面目で優しいです。
何かのきっかけでしのぶさんが本音をすべてさらけ出して本気で好意を告げた場合、きっと義勇さんも本音で正面から向き合い、きちんと話し合ってくれると思います。
作者の吾峠呼世晴さんは、「主人公と直接関係しないエピソードはキャラごとカット」しながら話数単位でストーリーを設計したようなので、隠された何かが今後出てくる可能性もなきにしもあらず、ですね!
参考:描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方(週刊少年ジャンプ編集部) (集英社単行本)
ふたりに感じる深い信頼関係
「柱合裁判」の前に話し合った?
「那田蜘蛛山」~「柱合会議」でのあたりでは、炭治郎と禰豆子に関して、二人だけでこれまでと今後の話し合いを会議の前に事前にしたのではないか、という流れと雰囲気でした。
結果的にしのぶさんは炭治郎たちを蝶屋敷へひきとり、さっきまで那田蜘蛛山でもめていたはずなのにそのことには触れず、義勇さん側についたようなものです。
そもそも最初に義勇さんが禰豆子を保護した時点で、義勇さんの意識にしのぶさん(もしくはカナエさん)の「鬼と仲良くできたらいいのに」という言葉が残っていた、とも考えられます。
義勇さんと話し合ったとしたら、きっとしのぶさんはこのことにも気が付いたでしょう。
そして、那田蜘蛛山で義勇さんがしのぶさんに炭治郎と禰豆子の説明を最初にせず、二人に「逃げろ」と言ってあの場から去らせた理由についても、しのぶさんは思うところがあったのかも知れません。
もしあの場でまず義勇さんがしのぶさんに説明をすると、必ずしのぶさんは炭治郎と禰豆子を自ら保護します。
その場合、「もし何かがあったとき」にはきっと「鱗滝さんや義勇さんとともに連帯責任で切腹」をすることになるはずです。
義勇さんはあのとき、しのぶさんを連帯責任に巻き込まないよう、まず炭治郎と禰豆子をその場から去らせたのではないでしょうか。
義勇さんはおそらく、他の”柱”たちに話さないのとは別の理由で、「胡蝶しのぶには話さない」と決めていたのでしょう。
二人の間にある信頼関係
しのぶさんと義勇さんの間には、恋愛関係ではなく、他の”柱”たちとは違う深い信頼関係のようなものを感じます。
お互いに特殊な体質などを持たず、感情を殺してまで努力で実力を磨き”柱”になった二人。「姉を鬼に殺された」「形見の羽織」などの共通点も多く、お互いが意識してもおかしくはないです。
お互いの努力と実力、人柄を認め合っているということも十分考えられます。
お互いが表面的にどんな言動をしようとも心の奥底では相手を信じている、そうした関係ができあがっていると感じます。
「蝶屋敷」前まで炭治郎たちを見送りにやってきた義勇さん
アニメ版では「蝶屋敷」での治療と訓練後、炭治郎たちが任務に出発するときに、「蝶屋敷」前まで義勇さんが炭治郎に言葉をかけに来ていました。
このシーンは原作にはないのですが、義勇さんの人となりが見えると同時に、しのぶさんと連絡を取り合っていることが想像できる、良い追加シーンだったと思います。
ふたりで歩む道にはたどりつけなかった
義勇さんが炭治郎との会話をきっかけに閉ざした心を開いたのは、最終決戦の直前でした。炭治郎は人の心を開かせる何かがあるのか、しのぶさんも以前「本音」らしきものを炭治郎に語っています。
「鬼のいなくなった世界」でもし二人が生きていたら、もしくは炭治郎の登場から最終決戦までにもっと期間があったら、二人の関係や物語の展開も変わっていたのでしょう。
炭治郎ともっと長く触れ合う時間があれば、義勇さんもしのぶさんも炭治郎を介して心を開き、「本音」で語り合うことができたかもしれないと思います。
義勇さんが心を開いて前を向いていたら、きっとしのぶさんにも前を向かせることができ、一緒に鬼舞辻無惨や仇を倒すための違う方法を考えることが出来たのではないでしょうか。
『鬼滅の刃・外伝』「冨岡義勇外伝」のときのような、仲の良い感じのふたりをもっとみてみたかったですね。
追記:2021年9月19日(日)放送の特別編集版「那田蜘蛛山編」の新作予告編では少しだけ仲のよさそうな感じが描かれていたので嬉しかったです。
おまけ:『キメツ学園!』でのふたりの描写
公式スピンオフである『キメツ学園!』では、義勇さんは体育教師、しのぶさんは高校三年生です。
2022年11月に発売された『最強ジャンプ12月号』掲載の第16話ではじめて、ふたりのからみが描かれました。
義勇さんはいつも人気のない外階段でひとりでお昼ご飯を食べていて、その様子はちょっとお昼休みの名物にもなっています。そこにしのぶさんが現れて会話していましたよ。
といっても、近くの窓から顔を出して、壁越しでの会話です。もちろんふたりきりではなく、校務員の鱗滝さんもいましたけどね。
いやあ、想像がふくらみますね!