【感想】第4巻-強靭な刃【アニメ版「立志編」第13話後半~第17話】
原作第26話~第34話までを収録。TVアニメ版「竈門炭治郎立志編」第13話後半~第17話の内容になります。
「鼓屋敷編」終盤~「藤の花の家紋の家」~「那田蜘蛛山編」中盤までを掲載しています。
以下、ネタバレを含みますので、本巻未読の方はご注意ください。
第4巻の目次とあらすじ
第26話 素手喧嘩(ステゴロ)
外へ飛ばされた善逸は、二階の窓から落下して気絶していました。正一くんも無事のようです。目を覚ますと、猪のかぶりものをした男が屋敷から飛び出してきました。
その声を善逸は知っていました。同じ”最終選別”を受けた五人目の合格者です。
男は禰豆子の入った箱を見つけ、攻撃しようとします。「その中には鬼がいる」ということは善逸も分かっていました。でも耳の良い善逸は、炭治郎の「優しい音」が聞こえていたので炭治郎を信じ、身を挺して箱を守ります。
そしてその争いは、屋敷から出てきた炭治郎との争いとなります。
第27話 嘴平伊之助
猪の被り物を外した男は、「嘴平伊之助(はしびらいのすけ)」と名乗りました。が、先ほど受けた炭治郎の頭突きによってすぐに気を失ってしまいました。
その後、亡くなった人たちの埋葬を終えた一行は下山することに。
炭治郎・善逸・伊之助は、鎹鴉の導きで”藤の花の家紋の家”で休息に入ります。
補足
この頃の伊之助はまだ手づかみで食事をしているようです。
炭治郎の額の傷も、原作ではまだ”あみかけ”で色付けされていて、あまり色が濃くありません。
”藤の花の家紋の家”であったエピソードが、公式スピンオフ小説『鬼滅の刃-しあわせの花』で書かれています。
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第28話 緊急の呼び出し
三人の怪我が癒えた頃、緊急の指令が届いて「那田蜘蛛山(なたぐもやま)」へと三人で向かうことに。
那田蜘蛛山に着くと、鬼殺隊員が山から這い出てくるところに遭遇。しかしその隊員は何かの力によって山へと引き戻されてしまいます。
第29話 那田蜘蛛山
第30話 操り人形
第31話 自分ではない誰かを前へ
第32話 刺激臭
第33話 苦しみ、のたうちながら前へ
第34話 強靭な刃
感想
村田さん初登場回です。
読み返すと結構かっこいいですね、そして「エフェクトの水が薄い」とか言われている割に、意外に強いのかも知れない。
義勇さんとしのぶさんもやってきそうですね、楽しみです。
第4巻の注目は、やはり伊之助でしょう。
とんでもない登場の仕方した割に、成長力半端無いです。
炭治郎とめちゃくちゃ息のあった共闘してるじゃないですか、しかも炭治郎のやり方をきちんと分析している。
炭治郎も戦いながら器用に相手を分析しているけど、伊之助も同じですよね。
そして次にどうするか、どうしたらいいかを理解して判断して行動する、すごいですよ。
そもそも伊之助って、ここまで”呼吸”も”剣技”も独学ですし、天才肌ですよね。
アニメ版だと、善逸が今までどういう気持ちで修行して今鬼殺隊員をやっているのか、その気持ちが原作より詳しく分かるように思います。
ていうか才能だけでいうと、善逸はピカイチだと思います。