研究・考察

【考察】アニメ版「遊郭編」第6話の”炭治郎の左頬の血”の意味を考える

アニメ版「遊郭編」第6話では、炭治郎の左頬に痣のような血がついています。形は「無限列車編」で煉獄杏寿郎さんの右頬についていたものと似ています。

この「左頬の血」が描かれた意味について、3とおり推測してみました。

その前にまず「血」か「痣」かどっち?ということについて見解を書いておくと、わたしは「血」の可能性が高いと考えています。

そして結論として、この「血」は「炭治郎と煉獄さんをつなぐ象徴」として描かれた可能性が高いと考えます。

はじめに:炭治郎のは「血」の可能性が高い

与えられたヒントをもとに、シンプルに考えたいところです。

目から流れ出た痕があるのと、前後の展開から、炭治郎のはほぼほぼ「血」だと思います。

もし「痣」だとすると、つじつまを合わせるために根拠のない複雑なストーリーを自前で組み立てなければいけなくなってしまいます。

なので、「血」だったと考えるのが自然です。

原作では

原作では、肩を裂かれた直後に発生しており、返り血だと読み取れます。

最初は濃くしっかりと描かれていますが、段々とあまり描かれなくなっています。

原作からは、深読みすれば痣と読み取ることも不可能ではない、といった感じです。

推測1-全く深い意味はないただの「血」

これは、まあ、ないと思いたい。おもい、たい……。うん、次行きましょう。

推測2-煉獄さんの右頬の血はやはり「血」だったというメッセージ

映画版「無限列車編」から盛り上がっていた話題に終止符を?

炭治郎の頬にわかりやすく似た模様の「血」を描くことで、煉獄さんの右頬にあったものも「血」だったんだよ、という制作側からのメッセージの可能性があります。

煉獄さんの右頬にあったのが「痣」か「血」かというのは、映画版「無限列車編」のときから話題になっていました。

今回の炭治郎の左頬で、あれは「血」だったという答えをこっそり入れ込んでくれたのかもしれません。

ちょっと残念ですが、全体の構成やバランスを考えるとあまり盛り上がって欲しくない話題だったのかも?それはそれでなんとでもなりそうですけどね。

推測3-煉獄さんと炭治郎を重ねるための象徴

アニメ版「遊郭編」第6話は、上弦の攻撃で遊郭が破壊され、一般人にまで犠牲が出た回です。

炭治郎は煉獄さんのようになりたかった

炭治郎にとって、無限列車で一般人を全員守り切った煉獄さんは、その強さや考え方とともに目標とする存在です。

煉獄さんを思い出して「心を燃やせ」というシーンも少し前にあり、炭治郎は煉獄さんのようになりたかったはずです。

でも煉獄さんのようには出来なかった。一般人にも多くの被害が出てしまいました。

消えない煉獄さんの炎

一般人に被害は及び、炭治郎の心は打ちのめされそうになったはずです。それでも、心の内にある煉獄さんから受け継いだ炎は消えることはありません。

炭治郎と煉獄さんは心でつながり、一体となっていた。

それを表す象徴としての、「無限列車」のときの煉獄さんの右頬のものと似た、炭治郎の左頬の「血」だったのかもしれません。

象徴に使ったのであれば、意味合いが強まってしまう

同時に、煉獄さんのあの右頬の血がなんであれ、象徴として使うのであれば、その意味は重くなります。

そしてのちのちにも続いていくほど重い意味を持つなら、少なくとも煉獄さんのはただの「血」ではなかった可能性が高まります。

第6話は「痣」の話題が出た回でもあったので、わざわざ同じような形の「血」をつけたのはちょっと意図的にも思えますよね。

まとめ

「痣」「文様」が多く登場する回で大きく描かれたものが、何の意味もないとはあまり思えません。

どうしても「無限列車編」の煉獄さんを思い出してしまいますし、やはり「推測3」で述べた、「炭治郎と煉獄さんをつなぐ象徴」として描かれた可能性が高いと思います。

炭治郎の左頬のが「血」だった場合、煉獄さんのが「痣」だったか「血」だったか、これらだけでは確実な判断できません。でも「象徴」の重みを考えれば煉獄さんのは「痣」だった可能性が高まります。

そして、もし炭治郎の左頬のが「痣」なら、煉獄さんの右頬のも「痣」だった可能性が高まります。

補足

わたしは煉獄杏寿郎さんの右頬のも「痣」だったと思っています。

煉獄さんが「痣」を発現する最後のキーとなったのが炭治郎との出会いで、炭治郎と煉獄さんはお互いに共鳴しあって「痣」を発現したのではないでしょうか。

今回の炭治郎のものは「血」だった可能性が高いですが、炭治郎と煉獄さんが出会って共鳴することで、お互いに痣が発現して伝播していった、と考えます。