しのぶさんの髪型「夜会巻き」を紹介
しのぶさんの髪は、下ろすと鎖骨のあたりまでの長さがあるらしいです。これを「ギチギチの夜会巻き」にしているそうです。
「夜会巻き」とは
明治・大正期から流行
明治時代中期、鹿鳴館(ろくめいかん)華やかなりし頃~から流行り始めた、和洋折衷(わようせっちゅう)の髪形です。
大正時代には山の手の御婦人たちの間でも人気のあった髪型です。
まとめた髪をねじりあげて丸め、毛先を隠して留めたあとに、おおぶりの簪(かんざし)を挿すのが流行ったそうです。
しのぶさんもしっかり当時の流行を取り入れていたんですね!
意外に簡単にできる
基本はうしろでゆるくまとめてからねじりあげ、毛先をなかに入れ込んでピンなどで留めて完成、という流れのヘアスタイルです。
慣れれば意外と簡単に出来ますね。ねじりあげたときの髪の流れを美しく仕上げるのが、もっとも大事なポイントです。
清潔感と華やかさを兼ね備えた、フォーマルにも使える大人っぽいヘアスタイルです。現代でも通用する髪型で、CAさんなどもよくされています。
「夜会巻き」を自分でやる方法
「夜会巻き」は「フレンチ・ツイスト」とも呼ばれることがあり、作り方や仕上がりも人によってさまざまです。
「夜会巻き」の作り方は色々ありますが、一番簡単そうなやり方のYouTubeを参考にさせていただきます(注:わたしのYouTubeチャンネルではありません)。
上のYouTube動画はあまりねじっていませんが、ちょっと目からうろこ的な仕上げ方をしています。髪をたるませてあけた隙間に、毛先をねじこんでいます。
できあがりはさすがです!仕上げはハードスプレーをかけることをおすすめする方が多いですね。
100均などでも売っている「夜会巻きコーム」
自宅などで簡単にまとめるなら、100円ショップなどでも売っている「夜会巻きコーム」を使うと簡単にできますよ。
髪が肩を超えるぐらいの長さになると、お風呂などでも面倒ですよね。そんなときにも重宝するので、家用にひとつ持っておくのも良いと思います。
使い方は、うしろでひとつにまとめてねじり上げた髪に裏向きに差して、パタンとひっくりかえす感じで、逆側から地肌に沿って差し直すだけです。ヘアオイルなどを使うとまとまりやすいようです。
ねじるときは、一か所だけでくるくるねじるのではなく、上に向かって引き上げながらねじるイメージです。
慣れて上手に出来るようになってきたら、さまざまな形の「夜会巻きコーム」やアレンジに挑戦するのも良いですね♪